住人のおよそ半数が特別な能力を持つ街、咲良田(さくらだ)。 記憶を保持する能力を持つ浅井ケイと、「リセット」——最大で三日分、時間を擬似的に巻き戻す能力を持つ春埼美空は、奉仕クラブと呼ばれる、能力に関する問題を処理するクラブに所属していた。 ケイは「マクガフィン」という名の黒い石の存在を知る。なんの価値もないように見えるただの小石。しかしそれは、咲良田の存在をかけた、「物語」のはじまりに過ぎなかった——。全国の書店員が大絶賛! 新鋭・河野裕が独特の筆致で綴る青春ファンタジー!!
浅井ケイあさいけい
「僕は、明日の記憶を持っている」記憶を保持する能力を持つ。「奉仕クラブ」に所属。二年前、「管理局」に反抗したため、監視されている。高校一年生
春埼美空はるきみそら
「どうしてリセットしたんですか?」「リセット」の能力で、世界を三日分、元に戻せるが、「リセット」前の記憶は失う。どんな場合も、ケイの指示に従う。高校一年生
相麻菫そうますみれ
「いろんな言葉を、人から人に届けるのが、言ってみれば私の目的」ケイ、春埼の中学時代の仲間。二年前に死亡したのだが……。
野ノ尾盛夏 ののおせいか
「人間の時間で不可能なことでも、猫の時間なら可能になる」咲良田の猫の動向を把握しており、眠ったような状態のとき、能力を発揮する。高校一年生
村瀬陽香むらせようか
「依頼の内容は、死んだ猫を生き返らせることです」ケイと春埼は、奉仕クラブの活動として、村瀬の依頼を受けるのだが……。高校生
皆実未来みなみみらい
「幽霊山にね、吸血鬼が出るらしいの!」ケイ、春埼のクラスメイト。U研(未確認研究会)に所属
中野智樹なかのともき
「必要なのは、いつだって笑顔とテーマソングだ」ケイ、春埼のクラスメイト。声を届ける能力を持つ
魔女まじょ
「確実に、回避不可能な未来として、私は死ぬ」「管理局」の頂点に近い位置にいる。未来を知る能力を持つ。
























