[2012年 スニーカー文庫]新作ゾクゾクリレーエッセイ

第2走者 春日部タケル

どうも、こんにちは。自分が日日日さんに続く第2走者である事を、このWEBページの更新で知った、春日部タケルです。

※前回の日日日さんのエッセイより
「ともあれ、リレーエッセイらしいので次回の走者の春日部タケルさんに引き継ぎます。きっと素敵な恋愛話をしてくれるって日日日信じてる!(無茶ぶり)」

この僕に恋愛話をしろとおっしゃる……おそらくは日日日さんが想像している、数倍は無茶ぶりです。飲み会での『お前、なんかおもしろい事しろ』クラスに無茶ぶりです。
僕の恋愛話のストックは、茨城県の北の方でフラれた話か、茨城県の真ん中あたりでフラれた話か、茨城県と千葉県の境目でフラれた話の3択なんですけど、皆さん、どれがいいですか?

……どう考えても需要がなさそうなんで、『俺の脳内選択肢が、学園ラブコメを全力で邪魔している』の恋愛要素についてのお話を少し。

ライトノベルの主人公の属性としてよくあるのが『普通』です。性格的な面もそうですが、ビジュアルにおいて、十人並みという描写が頻繁に見られます。
ところがそれにイラストがつくと……イラッとします。お前イケメンやんけ!
そして、いざ物語が始まると……イラッとします。お前鈍感すぎるだろ!
普通の性格って書いてあるくせに、終盤でいきなり熱血になったりするし、普通の顔って書いてあるくせにイケメン。おかしいです。矛盾です。どうあってもヤツらはモテる運命にあるようです。
そして、向けられた明らかな好意に対しての完全スルー。心底イラッとします。きっとヤツらは、舞台が茨城県であっても、普通にモテるんでしょう。
せめて自分でラブコメを書くときは、こんな安易なハーレム展開は断じてやめようと、心に固く誓いました。

そうして出来上がった一巻を読み返してみると……………………………イラッとしました。

……だってしょうがないじゃない、らぶこめだもの。

さて、気をとり直して、第3走者の三田誠さんに引き継ぎをしたいと思います。
日日日さんからひどい無茶ぶりをされましたので、それに倣って次回のテーマは『茨城県以外の場所でフラれた話』で……嘘です。まだこの業界から干されたくないんで、三田さん、『ラブコメ』でお願いします。

第3走者は3月1日に新作『クロス×レガリア』が発売される、三田誠氏です。次回のエッセイもお楽しみに!